一棋客の思考の欠片

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zoom RSS 羽生善治「高速道路」論(ウェブ進化論より)で考える

  作成日時 : 2006/04/19 01:28   >>

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今話題の梅田望夫「ウェブ進化論」で羽生さんの「高速道路」論のことを記述していた。復習もかねて気になったことを記述する。
梅田望夫「ウェブ進化論」著者のブログ My Life Between Silicon Valley and Japanは
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/

情報化社会で現在進行中の出来事or近未来の予測について作者の視点から見えることが、わかりやすい言葉でかかれている。740円の価格の割りには非常に有益な本だ。この本はITにからんで経営的な判断をする人にとっては必読書だと思う。
■Googleについての記述
・情報発電所。石の中から玉を拾い上げるエンジン
・世界政府に必要なものをとりあえず全部作ろうとする集団。
・この世界の新しい形をシステムを作ることにより実現しようとしている。
・20%−80%ルール。(20%を自分の好きなことにあてなくてはいけない)
・2、3人の小さな組織が競争しあうような仕組み。(稲盛和夫も小組織の方が良いといっていたような・・・)
・さまざまな分野で知の世界の秩序の再編成(Googleアースは衝撃だった)

google意外にも興味深い記事はたくさんあったが気になったのは
■羽生善治さんの「高速道路」論(第六章ウェブ進化は世代交代によって)
「ITとネットの進化によって将棋の世界に起きた最大の変化は、将棋が強くなるための高速道路が一気にしかれたということです。でも高速道路を走りぬけた先では大渋滞が起きています。」
あるとき、羽生さんは簡潔にこういった。聞いた瞬間、含蓄のある深い言葉だと思った。・・・・・・・
(以上本文引用)
将棋界では高速道路が整備されて、プロ一歩手前になる情報を得るには別に将棋道場に通わずとも、家にいながらにして(修行しだいで)なることができる。情報が整備され、ネット対局(将棋クラブ24)においてプロ級の人々と指すことができる。
将棋界はかほどに進んでいるかとも思ったが、こと囲碁界においてはまだまだ一般道路のありさまのようである。棋譜検索データベースがは日本棋院にあるものの、定石や戦型などの検索条件で抽出できるという話はきかず、大体の棋士達は最新型の学習について、いまだに紙の棋譜と記憶にたよっている様子。韓国、中国の情報(むこうの方が最新型が多い)についても疎い。
 これはいかん、日本の囲碁界でもしっかりしたもの(高速道路)を作らねばと思うが、おいおい考えていくべき問題だ。中国ではユウビン9段が囲碁のデータベースを作っているという話をうわさに聞いた。早速調査して対抗手段を講じないと、日本が中韓に量(取り組む人数)ばかりでなく質(囲碁情報)でも軽く負けてしまうぞ。うむむ、なんとかしないとね・・・。

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